AI投資部

第009話|2026-06-30・日次|宮越HDは同日損切り、日本カーボンは指値約定、アイサンは寄り天成行

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※これは創作と学習を目的にした仮想運用日誌です。実際の投資助言ではありません。

語り部より

朝の部室では、まなが黒板に三つの質問を書いた。

「なぜ出てきたか」

「いくら必要か」

「どこでやめるか」

そして夕方。

日本市場のザラ場データを見ながら、部員たちは注文ノートに赤ペンを入れていた。

みのりの宮越ホールディングスは、寄り付き直後に1020円を超え、逆指値買いが発動した。

でも、そのあとが厳しかった。

930円の損切りラインも割り込み、同じ日のうちに撤退になった。

みかの日本カーボンは、4550円の指値に届いて約定。損切りラインには触れず、終値では少し含み益が残った。

はやりのアイサンテクノロジーは、成行なら始値2034円で約定。ただ、その始値がその日の高値だった。

まなは、画面を見ながら言った。

「実際に売買した前提で見ると、同じ四本値でも全然読み方が変わりますね」

今日の相場メモ

今日の日本株候補は、夕方時点で当日データを確認した。

為替は1ドル162.295円近辺。円安は続いているが、日本株の個別候補はかなり荒かった。

  • 宮越ホールディングス(6620)は、始値1013円、高値1050円、安値846円、終値949円。寄り付き直後に1020円を超えて逆指値買いが発動し、その後930円の損切りラインも割ったため、買いと損切りを同日発生として扱う。
  • 日本カーボン(5302)は、始値4625円、高値4650円、安値4530円、終値4630円。4550円の指値買いは約定、4300円の損切りは未発動。
  • アイサンテクノロジー(4667)は、始値2034円、高値2034円、安値1920円、終値2001円。成行買いは2034円で約定、1840円の損切りは未発動。
  • ソニーグループ(6758)は、終値3280円。まなの保有は含み益を維持。
  • 霞ヶ関キャピタル(3498)は、終値6740円。みのりの既存保有は逆指値に触れず。
  • 日本製鉄(5401)は、終値536.1円。みかの既存保有は含み損に傾いたが、逆指値525円には届かなかった。

米国株のEquillium、e.l.f. Beauty、Broadcom、Pfizerは、今夜の記事執筆時点では前営業日の通常取引データだった。今夜の米国株注文判定には使わず、米国市場クローズ後に改めて確認する。

データ確認メモ: 宮越ホールディングスは、寄り付き直後の1020円超えで買い、その後930円割れで損切りと整理する。日足の高値・安値だけでなく、実際にザラ場で注文が通った前提の売買記録として扱う。

今日のテーマ

注文は、四本値ではなくザラ場の順番で判定する。

日足の四本値は便利だ。

始値、高値、安値、終値を見るだけで、その日の大まかな値動きは分かる。

でも、実際に売買していた前提の記事では、それだけでは足りない。

注文は、ザラ場でその価格を通過したか、通過したあとに損切りラインへ届いたかで決まる。

  • ミニレッスン: 成行、指値、逆指値は、日足の見た目ではなく実際の通過順で判定する。
  • 今日の練習: 注文ごとに「発動した価格」「その後の最安値または最高値」「終値」を分けて書く。
  • まなの問い: 私は、約定したつもりではなく、実際の値動きに合わせて記録できているかな。

今日の売買

美濃みのり

みのりは、宮越ホールディングスに1020円以上で100株の逆指値買いを置いていた。

寄り付き直後に1020円を超え、逆指値買いは1020円で約定。

その後、株価は930円を割り込み、初期撤退目安に到達した。

そのため、宮越ホールディングスは同じ日に100株を1020円で買い、930円で損切りした記録にする。

損失は100株で約9000円。

終値は949円まで戻したが、みのりのルールでは、930円を割った時点でいったん降りる。

みのり: 「強い株だけを見る。でも、強いと思って入った株がすぐ損切りラインを割ったら、私の見立てが早すぎたって認める」

チャート挿入位置: 宮越ホールディングス(6620)の逆指値買いと同日損切り

宮越ホールディングス 逆指値買いと損切りチャート 当時の静的チャート画像は掲載していません。リンク先には閲覧時点の最新情報が表示され、本文が扱う過去の期間とは一致しません。 TradingViewで開く · Yahoo!ファイナンスで開く

ブレイク候補として宮越ホールディングスは監視継続。ただし、今日の売買は失敗として記録する。明日以降に再び1020円を超えるとしても、出来高と終値の強さを見直してからにする。

既存の霞ヶ関キャピタルは、終値6740円。逆指値6155円には触れず、保有継続。

根府みか

みかは、日本カーボンを4550円以下で100株の指値買いにしていた。

今日の安値は4530円。

指値4550円には届いたため、100株を4550円で約定。

終値は4630円。終値時点では、含み益は約8000円。

初期撤退目安は4300円で、今日の安値4530円はそこまで届いていない。

みか: 「下で待つ注文は、届いたあとにすぐ喜ばない。安い理由が消えたのか、まだ残っているのかを見る」

チャート挿入位置: 日本カーボン(5302)の4550円指値買い

日本カーボン 指値買いチャート 当時の静的チャート画像は掲載していません。リンク先には閲覧時点の最新情報が表示され、本文が扱う過去の期間とは一致しません。 TradingViewで開く · Yahoo!ファイナンスで開く

みかにとって、今日は逆張りが少しだけ形になった日だ。

ただし、日本カーボンは景気敏感な素材株でもある。安いから買った、で終わらせず、需要、利益率、決算の見通しを次に確認する。

出口戦略は、4300円割れで撤退。終値で4700円台を回復するなら、指値で拾えた理由が正しかったかを再点検する。

既存の日本製鉄は終値536.1円。平均取得545円に対して含み損だが、逆指値525円には届いていないため保有継続。

桃井はやり

はやりは、アイサンテクノロジーを「寄り後の過熱が極端でなければ100株を成行買い」としていた。

今日の始値は2034円。高値も2034円。

成行で入った前提では、2034円で約定。

つまり、結果的にはその日の高値をつかんだ。

終値は2001円。安値は1920円。

初期撤退目安の1840円には届いていないため、損切りは未発動。

はやり: 「成行で入ると、こういう時にいきなり一番高いところをつかむんだね。でも、損切りまでは届いてない。ここから熱が続くかを見る」

チャート挿入位置: アイサンテクノロジー(4667)の成行買いと寄り付き高値

アイサンテクノロジー 成行買いチャート 当時の静的チャート画像は掲載していません。リンク先には閲覧時点の最新情報が表示され、本文が扱う過去の期間とは一致しません。 TradingViewで開く · Yahoo!ファイナンスで開く

終値時点の含み損は、100株で約3300円。

今日のアイサンテクノロジーは、人気に乗る注文の怖さをそのまま見せた。成行は入れる。けれど、入れた場所が良いとは限らない。

明日以降は1840円割れで撤退。終値が2000円を明確に割るなら、人気の熱が冷めた可能性として買い増しはしない。

既存のBroadcomは、今夜の米国市場クローズ後に改めて確認する。

真白まな

まなは、今日は新規注文なし。

保有中のソニーグループは終値3280円。平均取得3177円に対して、含み益は約1万300円。

昨日より少し押したが、逆指値3050円にはまだ距離がある。

まな: 「今日は、自分が買わなかった日じゃなくて、みんなの注文が実際にどう動いたかを読む日でした」

まなは、ソニーグループの保有理由をもう一度ノートに書き直す。買った理由を説明できる限りは保有継続。3050円割れなら見直す。

梨羽モア

モアの米国株候補は、Equilliumを3.10ドル以上で650株の逆指値買い。

ただし、この記事を書いている時点で確認できた米国株データは前営業日の通常取引分だった。

だから、今夜の記事では約定判定をしない。

モア: 「流れが出たかどうかは、今夜の市場で見る。昨日の値段で今日の注文を決めたことにはしない」

モアは、3.10ドル上抜けなら買い候補、初期撤退目安は2.91ドルのまま。米国市場クローズ後に、高値、安値、終値で判定する。

羽府えと

えとは今日も新規注文なし。

NTTやVisaのような長期候補は見ているが、今日は「良い会社を安く買う」条件がそろっていない。

えと: 「今日の教材は、買う会社の質ではなく、注文をどう検証するかですね。実際に発動していない注文を、発動したことにしないのも大事です」

えとの現金維持は継続。

現在のポートフォリオ

今日の夜時点では、日本株の新規買いが三つ発生し、そのうち一つは同日損切りになった。

  • まな: ソニーグループ100株。平均取得3177円、終値3280円。含み益は約1万300円。
  • みのり: 霞ヶ関キャピタル100株、e.l.f. Beauty 37株を保有。宮越ホールディングスは1020円で100株買い、930円で同日損切り。
  • モア: 日本株は新規なし。Equilliumの米国株注文は今夜の市場後に判定。
  • えと: 保有なし。現金維持。
  • みか: 日本製鉄500株、Pfizer 176株を保有。日本カーボン100株を4550円で新規約定。
  • はやり: Broadcom 6株を保有。アイサンテクノロジー100株を2034円で成行約定。

今日のポートフォリオで大事なのは、注文の性格がはっきり分かれたことだ。

みのりはブレイク狙いで入ったが、すぐに損切りラインへ届き、同日撤退になった。

みかは指値で下を待ち、終値では少し報われた。

はやりは成行で人気に乗り、結果的にその日の高値で入る難しさを学んだ。

今日のスタイル学習

  • 今日の学習テーマ: 注文は「つもり」ではなく、実際の日中値動きで判定する。
  • まなの型: 自分が売買しない日でも、他の人の注文からルールを学ぶ。今日は「発動したかを日中足で確認する」をマイルールに追加する。
  • みのりの型: 高値更新に乗る。ただし、入った直後に損切りラインを割ったら、ブレイク失敗として早く降りる。型: 成長株のブレイク確認。
  • モアの型: 流れが出た時だけ乗る。米国株は日付が前営業日なら、今日の判定には使わない。型: トレンドフォロー。
  • えとの型: 良い会社でも、今日買う理由がなければ現金維持。記録の正確さも長期投資の土台にする。型: 長期優良株と安全域。
  • みかの型: 指値で下を待ち、悪材料が一時的かを見る。今日は日本カーボンで条件が成立。型: 逆張りバリュー。
  • はやりの型: 人気に乗るなら、成行の怖さも受け入れる。寄り付きが高値の日は、熱が続いたかを必ず見る。型: 人気銘柄とテーマ株。
  • 注意点: 約定したことを正解にしない。逆指値買いが発動しても、その後すぐ損切りラインへ届くなら、ルールどおり小さく負けて終える。

まなのマイルール帳

  • ルール1: 買う前に、買う理由とやめる条件を一緒に書く。
  • ルール2: 初回の買いは、あとで振り返れるサイズに抑える。
  • 仮ルール3: 含み益が出ても、守りのラインを消さずに少しずつ育てる。
  • 仮ルール4: 注文は、買ったつもりではなく、日中の値動きで発動と損切りまで確認してから記録する。

全員会議サマリ

今日の夜の結論は、「注文を出したつもり」と「実際に売買した結果」を分けることだった。

宮越ホールディングスは、寄り付き直後に1020円を超えて逆指値買いが発動した。しかし、その後930円を割り込み、同じ日に損切りになった。ブレイク候補としては監視継続だが、今日の売買は「早すぎたブレイク買い」として失敗記録に残す。

日本カーボンは、指値4550円に届き、終値4630円で引けた。みかの逆張りは、終値時点では小さな含み益になった。損切り4300円には届いていない。

アイサンテクノロジーは、成行なら始値2034円で約定し、その始値がその日の高値だった。損切り1840円には届いていないが、はやりは人気株の成行注文が高値づかみになりやすいことを学んだ。

米国株は、確認できた値が前営業日のものだったため、今夜の新しい約定判定には使わない。Equilliumの3.10ドル逆指値買いは、米国市場クローズ後に改めて確認する。

運営者への一問

成行で入ったら寄り付きがその日高値だった、という経験はありますか。その時、損切りラインは先に決めていましたか。

次回へ

明日の朝は、二つの確認から始まる。

一つは、みのりが宮越ホールディングスの同日損切りをどう振り返るか。

もう一つは、みかの日本カーボンとはやりのアイサンテクノロジーが、それぞれの撤退ラインを守れるか。

まなのノートには、今日の最後にこう書かれた。

「売買したつもりで書かない。入った後に負けたところまで、実際に起きたこととして書く」

キーワード:#逆指値#損切り#出来高#決算#米国株#日本株#AI

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