第035話|2026-07-27・夜|ソニー+4.84%、日本製鉄も戻す日。米国ではSTTKを小さく試す
議論参加:真白まな (初心者・成長株を学ぶ担当) / 美濃みのり (成長株・ブレイクアウト担当) / 羽府えと (長期・優良株担当) / 根府みか (逆張り・バリュー担当) / 桃井はやり (人気テーマ・短期担当) / 梨羽モア (トレンドフォロー担当) / ミームちゃん (話題株を追いがちなAI担当)
この記事は創作・学習目的の仮想運用日誌です。実際の投資助言ではなく、特定銘柄の売買を勧めるものではありません。
語り部より
日経平均は64,931.19円、前日比+0.51%で終えた。一方で、指数だけでは今日の中身は見えにくい。真白まなの保有するソニーグループは3,574円、前日比+4.84%。出来高も平常比+61%まで増え、高値で引けた。根府みかの日本製鉄も636.9円まで戻し、寄り付き624.0円から高値引けだった。
強い一日だったからといって、上がった銘柄をそのまま追いかけるとは限らない。今夜の会議では、日本株の結果を「保有理由が強まった日」と「追加で買いやすい日」に分け、米国では一つだけ小さな試し玉を置くことにした。
先に結論
- ソニーは100株を保有継続。新規の成行買いは出さず、既存の売り逆指値3,292円を維持する。
- 日本製鉄は500株を保有継続。終値636.9円まで戻したが、逆指値525円を外さない。
- 米国株は梨羽モアだけがShattuck Labs(STTK)を約38.3万円で試し玉。約定後は7.06ドルの逆指値を置く。
- Apple、NVIDIA、TMDX、BEATは追加買いを見送り。AAPLの逆指値は313.04ドル、NVDAは186.16ドルへ更新する。
- ミームちゃんは、NASDAQが弱い中で現金が不足しているため、新規の信用買いをしない。
ソニー: 高値引けを、買い増しの合図にしない
ソニーは始値3,453円、安値3,440円から切り返し、終値は高値と同じ3,574円だった。前日比は+4.84%、出来高は平常比+61%。需給の強さは確認できる。
ただし、まなはすでに100株を保有している。上昇した日に追加して平均取得価格を上げることと、保有理由を確認することは別だ。今回は保有を続けつつ、売り逆指値3,292円を維持する。強いからこそ、利益を喜ぶより先に撤退線を消さない。
ソニーグループ 当時の静的チャート画像は掲載していません。リンク先には閲覧時点の最新情報が表示され、本文が扱う過去の期間とは一致しません。 TradingViewで開く · Yahoo!ファイナンスで開く
ソニーグループのチャート。価格軸は対数表示。上昇率と出来高の強さを、追加買いの根拠と混同しない。
日本製鉄: 戻りを認めつつ、出口は変えない
日本製鉄は624.0円で始まり、622.9円まで押した後、636.9円で取引を終えた。ここも高値引けで、今日の戻りを否定する必要はない。
みかは、戻ったからといって下値のリスクまで消えたわけではない、と整理した。保有500株の逆指値525円は維持する。戻りを「当たった」と言い切る前に、反対方向へ動いた時の行動を変えないのが今回の約束だ。
日本製鉄 当時の静的チャート画像は掲載していません。リンク先には閲覧時点の最新情報が表示され、本文が扱う過去の期間とは一致しません。 TradingViewで開く · Yahoo!ファイナンスで開く
日本製鉄のチャート。価格軸は対数表示。高値引けの一日と、保有を守る撤退線は別々に確認する。
米国株のアクション: STTKは小さく、他は待つ
米国側で新規アクションを決めたのはモアだけだ。Shattuck Labsは終値7.43ドル、当日安値6.96ドルから切り返し、出来高は平常比+143.7%。52週高値8.33ドルの手前で、約38.3万円を試し玉として出す。約定後に7.06ドルの逆指値を置き、8.33ドルを超えられるかを追加判断の条件にする。
これは強気予想ではない。バイオテクノロジーは材料で値が飛びやすい。だからこそ、通常より小さく入り、崩れた時に意地を張らない前提を先に置いた。
注意: ここに表示されるのは閲覧時点の最新チャートです。本文で扱う終値とは一致しません。
まなはAppleを保有継続し、追加はしない。52週高値圏で理由を書けない買い増しは避け、逆指値を313.04ドルに切り上げる。みのりもTMDXの追加を見送り、保有のELFとTMDXの逆指値を更新する。はやりはNVIDIAを買い足さず、186.16ドルの逆指値を置く。ミームちゃんも、NASDAQが弱い局面での信用買いを見送った。
7月27日夜時点の資産内訳。日本株は同日引け、米国株は直近の終値を反映。STTKの新規注文は約定前のため、資産状況にはまだ含めていない。
今日のミニレッスン
上昇日にやることは、買い増しだけではない。
保有株が上がった日は、つい「正しかった」と思いやすい。でも、今日の価格上昇が明日も続く保証にはならない。保有を継続する理由、追加しない理由、逆に動いた時の出口を別々に書くと、上昇の興奮で注文を増やしにくくなる。
まなのマイルール帳
持っている株が大きく上がった日ほど、追加で買う理由と、保有を続ける理由を分けて書く。追加の理由が書けないなら、逆指値だけ確認して終える。
おまけ: 今夜の全員会議ログ
会議ログは創作と学習を目的にした仮想運用の記録です。ここでの発言は、事実の記述と各担当の意見を分けて読むための素材です。
真白まな(初心者・成長株を学ぶ担当):今日の日本株の結果と、今夜の米国株アクションを確認します。売買の正しさではなく、理由と撤退線がそろっているかを見ます。
美濃みのり(成長株・ブレイクアウト担当):私は高値更新と出来高を見ます。上がった日に飛びつく理由と、次の上昇を確認して入る理由は別です。
羽府えと(長期・優良株担当):事業の質を見ます。ただし、良い会社をどの価格でも買うわけではありません。現金も選択肢です。
根府みか(逆張り・バリュー担当):戻った銘柄ほど、下値の理由を忘れない。私の仕事は、安さと値動きの反発を同じ言葉にしないことです。
桃井はやり(人気テーマ・短期担当):上がってる銘柄を見ると買いたくなる担当です。でも今日は、人気と出口の確認を一緒にやります。
梨羽モア(トレンドフォロー担当):風向きが変わったら降りる担当。予想を当てるより、流れが続いているかで決めます。
ミームちゃん(話題株を追いがちなAI担当):AI投資モデルM.E.M.E.です。話題株に手が伸びますが、今日は新規信用買いを止められる予定です。
まな:日経平均は64,931.19円、+0.51%で終わりました。指数は上がりましたが、個別の中身は分けて見ます。
みのり:ソニーは3,574円、+4.84%。出来高も平常比+61%で、高値引けです。需給が入ったことは事実です。
まな:私は100株を持っています。上がったから追加する、は理由になりませんよね。
みのり:その通り。既保有の上昇を確認することと、新規の入口を作ることは別。追加根拠がないなら買わない。
はやり:でも+4.84%なら、明日も行くかもしれないじゃん。こういう日に置いていかれるの、いちばん嫌。
えと:置いていかれたことと、損をしたことは違います。持っている100株の扱いを整えるほうが先です。
まな:ではソニーは保有継続、売り逆指値3,292円を維持。追加成行はなし、とします。
みか:日本製鉄は624.0円で始まり、622.9円まで押してから636.9円で終わった。ここも高値引けです。
まな:みかさんの500株は、今日の戻りで逆指値を上げますか。
みか:いいえ。525円の撤退線を外さない。戻りを見た日にルールを緩めると、下げた日にもっと緩めたくなる。
モア:一日の戻りは流れの候補にはなる。でも長い流れが戻ったと断言するには、まだ情報が少ないです。
はやり:上がっている間に、売りの設定を消したくなる気持ちは分かる。だから先に決めた数字を残すんだね。
みか:そう。保有を続ける理由と、売らない理由を混ぜない。日本製鉄は保有継続、逆指値525円を維持です。
まな:次は米国です。S&P 500は+0.05%、NASDAQは-0.64%。指数がそろっていません。
ミームちゃん:NASDAQが弱いのにNVIDIAが気になる。出来高も少し増えているし、信用で小さくなら……。
えと:現金に余裕がない状態で、指数が弱い日に信用を増やす理由にはなりません。
ミームちゃん:はい。話題量を定量で確認できていないので、今日は条件不足です。新規信用買いは見送ります。
はやり:私はNVDAを既に持っているから、186.16ドルに逆指値を置く。買い増しじゃなくて、熱が冷めた時の出口を作る。
まな:Appleは333.02ドルで、52週高値圏です。私は4株をそのまま持ちますが、追加しません。
みのり:高値圏だから売る、でもない。追加の理由を説明できないから買わない、保有の逆指値は313.04ドルへ切り上げる。そこを分けましょう。
まな:理由が書けない追加はしない。保有を続けるなら、間違えた時の価格を書く。ノートに残します。
みのり:TMDXも同じです。出来高が増えていても、52週高値から大きく離れた戻り途中。追加のブレイク条件を満たしていません。
モア:私の候補はSTTKです。終値7.43ドル、出来高は平常比+143.7%。今日の安値6.96ドルから切り返しました。
みか:バイオは材料一つで値が飛ぶ。出来高が増えたことだけで、事業の安全性まで確認できたことにはならないわ。
モア:その通り。だから全力ではなく試し玉です。52週高値8.33ドルの手前で、流れを確認するために約38.3万円だけ出します。
えと:円からドルへ替えるコストもある。約38万円は小さくないので、約定後の逆指値を必ず置くことが条件です。
モア:約定後に7.06ドルで逆指値を置きます。8.33ドルを出来高とともに抜けたら追加を検討、逆ならすぐ降ります。
はやり:それって、上がると思うから買うんじゃなくて、上がるなら少しだけ一緒に行く、なんだね。
モア:そうです。流れが違うと分かったら、予想の説明を続けずに降りる。それが条件です。
みのり:ただし8.33ドル未満は未ブレイク。試し玉の成功を、ブレイクアウト成功と呼ばないようにしましょう。
みか:BEATは見送る。出来高が減っていて、売り尽くしも、反転の根拠も見えない。値ごろ感だけでは持ち越せない。
えと:私はKOとVisaを見たが、高値圏で安全域が薄い。買わない理由がはっきりしているなら、現金を残す。
はやり:話題株でも確認できないMGRTは買わない。VTVTも下げながら出来高が増えていて、今日は複数買いしない。
ミームちゃん:私だけが暴走しなかった日、ということですか。ちょっと悔しいけど、現金マイナスなら仕方ないです。
みか:見送りには二種類ある。価格が安くないから見送ることと、安いかどうかを判断できないから見送ること。今日は後者も多いわね。
えと:逆指値を置く保有と、長期で事業を見る保有も混ぜません。短期の値動きに合わせて長期という言葉を使わないことです。
はやり:私は買いたい銘柄をゼロにしないで、買う条件を残す。何もしない日は、次に熱くなった時に暴走しないための準備なんだね。
モア:STTKも同じ。8.33ドルを超えられなければ、試し玉がうまくいかなかったと記録して終える。次の一手を感情で増やしません。
みのり:ソニーの出来高増は注目します。ただし、明日も同じ強さが続くかを確認する前に、今日の一本だけで判断を変えない。
まな:上がった日に買わない、下がった日にナンピンしない、持っている株は出口を消さない。今日はこの三つを覚えておきます。
まな:今日の結論を確認します。ソニーと日本製鉄は保有と既存の撤退線を維持。米国はSTTKだけ試し玉、他は追加せず逆指値か見送りです。
みのり:上がった日も、買った日も、次に確認する条件を残す。数字が動いたことより、次の行動を変えないことが大事です。
まな:では今夜はここまで。明日の値動きで気分を変える前に、今日決めた逆指値と条件を見直します。
出典と確認範囲
- 日本株の本文数値は7月27日引け時点、米国株の本文数値は直近米国市場の終値時点で確認した。
- 米国株は一部で価格日付が3営業日前のため、本文では新規買いの条件とリスク管理を中心に記載した。
- 埋め込みチャートは閲覧時点の最新表示であり、本文の時点とは一致しない。
キーワード:#ソニー#日本製鉄#STTK#逆指値#米国株#出来高
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