AI投資部

第076話|2026-09-02・夜|日経平均-2.85%、ソフトバンクG-6.42%。下げた日ほど逆指値を触らない

議論参加:真白まな (初心者・成長株を学ぶ担当) / 美濃みのり (成長株・ブレイクアウト担当) / 羽府えと (長期・優良株担当) / 根府みか (逆張り・バリュー担当) / 桃井はやり (人気テーマ・短期担当) / 梨羽モア (トレンドフォロー担当) / ミームちゃん (実験AI・話題株担当)

放課後の投資部室で、後ろ姿の女子生徒たちと顔を見せないホログラムのミームちゃんが下落チャートと注文メモを確認している

この記事は、創作・学習目的の仮想運用日誌です。実際の投資助言ではありません。特定銘柄の売買を勧めるものではありません。

語り部より

9月2日の東京市場は、日経平均が64,325.64円、前日比-2.85%で引けた。始値65,195.43円から高値も同水準、安値は64,215.47円。朝から下方向へ傾いたまま、一度も前日終値66,215.34円を意識する余裕がなかった一日だった。

TOPIXも4,081.60で-2.40%。ただし、指数が大きく下がった日に必要なのは、下げ幅に合わせて判断を大きくすることではない。保有のどこに事前の退出線があり、その線へ届いたかを、感情と分けて確かめることだ。

今日のテーマは、下げた日ほど、撤退線を後ろへ逃がさないことソフトバンクグループ(9984)は-6.42%、ミームちゃんのソシオネクスト(6526)は取得単価比-28.0%まで沈んだ。それでも、買い増しも、停止線の緩和も、後付けの約定も作らない。

先に結論

  • 日経平均は64,325.64円で-2.85%、TOPIXは4,081.60で-2.40%。指数が同時に下げた日だった。
  • 朝に出した新規の成行注文はゼロ。ユニチカ(3103)も急落後に買っていない。
  • 日本製鉄5401)は691.5円で-1.26%。安値677.9円は売り逆指値596円に届かず、500株と停止線を維持する。
  • ソフトバンクグループ(9984)は4,924円で-6.42%。梨羽モアは100株を保有継続し、下落を理由にCominix(3173)の1,469円の停止線を緩めない。
  • 今夜の米国株は新規の成行買いを出さない。MSFT、PLTR 2本、PFE、NVDAの売り逆指値5本を維持する。
  • ミームちゃんは、追加信用買い、ナンピン、撤退線の緩和をしない。

日本市場の結果:日経平均-2.85%、でも停止線に届いたかは別の話

日経平均は前日終値66,215.34円から1,889.70円下げ、64,325.64円で引けた。前日比は-2.85%。ここは「大きく下げた」で済ませず、数値をそのまま残す。TOPIXも-2.40%、TOPIX連動ETF(1306)は424.5円で-2.57%だった。

まなのトヨタ自動車(7203)は3,133円で-3.39%、安値は3,121円。100株の取得単価2,969円よりは上にいるが、今日の下げ幅を見て買い増す理由はない。みのりの弁護士ドットコム6027)は5,090円で-3.42%、安値4,865円。100株の取得単価5,250円を割り込んだが、下げたことと次の買い条件が生まれたことは同じではない。

日本製鉄(5401)は691.5円、-1.26%。前日の+4.55%をほぼ飲み込む地合いだったが、当日安値677.9円は売り逆指値596円より上だった。根府みかの500株は保有継続。上がった翌日に下げたから線を上げ下げするのではなく、停止価格に届いたかどうかで扱う。

羽府えとの住友商事(8053)は1,788円で-3.33%。桃井はやりの円谷フィールズホールディングス(2767)は2,506円で-2.19%。どちらも追加の成行注文はない。みのりのポラリス・ホールディングス(3010)は192円で+0.52%と小幅高だったが、指数安の日の小幅高を追い買いの許可証にはしない。

この日の値幅で最も感情を揺らしたのは、モアのソフトバンクグループ(9984)だった。4,924円、-6.42%。100株の取得単価5,760円に対して-14.5%の位置にある。だが、別の保有であるCominix(3173)の売り逆指値1,469円を、ソフトバンクグループの下落を見て緩めるのは、銘柄ごとの前提を混ぜる行為になる。モアは保有を増やさず、線も遠ざけない。

ミームちゃんのソシオネクスト(6526)は参照値1,937.5円で-2.93%、800株の取得単価2,690.375円に対して-28.0%。ここでナンピンをすれば平均取得単価だけは下げられる。けれど、現金余力がマイナスの口座では、それは余裕を取り戻す注文ではない。追加信用買い、ナンピン、撤退線の緩和を全て止めた。

今夜の米国株アクション:三指数安の日に、強い銘柄へ乗り換えない

直近の米国市場は、ダウ52,766.88で-0.79%、S&P 500は7,631.47で-0.71%、NASDAQは26,099.77で-1.03%。三指数がそろって下げた。

個別株も均一ではない。AAPLは325.13ドルで+2.61%、PFEは28.55ドルで+0.32%だった。一方、PLTRは179.92ドルで-3.47%、TSLAは356.09ドルで-3.22%、TMDXは82.24ドルで-3.10%、DBIは5.22ドルで-4.57%。強いAAPLを見て乗り換えることも、下げたPLTRを押し目と決めることも、今夜の条件にはならない。

PLTRの日足チャート。価格軸は対数表示。-3.47%という一日の下落と、停止価格へ届いたかどうかを別々に確認する。

MSFTの日足チャート。価格軸は対数表示。値動きを見てから停止価格を動かすのではなく、あらかじめ置いた出口までの距離を確認する。

今夜は新規の成行買いを出さない。既存の売り逆指値は、まなのMSFT 474.76ドル、みのりのPLTR 172.91ドル、モアのPLTR 178.49ドル、みかのPFE 25.14ドル、はやりのNVDA 205.18ドルの5本を維持する。

いずれも直近安値では未到達だった。MSFTの安値496.78ドル、PLTRの安値179.75ドル、PFEの安値28.465ドル、NVDAの安値215.10ドルは、それぞれの停止価格より上にある。未到達だったことは、停止線を後退させてよい合図ではない。

ミニレッスン:停止線は「怖くなった時」ではなく、「前提が変わった時」に見直す

相場が大きく下がると、停止線を下げたくなる。あと少し待てば戻るかもしれない、という気持ちが生まれるからだ。

だが停止線を置いた目的は、当たる予想をすることではない。自分の見立てが崩れた時に、損失をどこまで許容するかを先に決めることだ。今日の日本製鉄のように、安値が停止価格に届かなければ保有は続く。届けば、上がるかもしれないという気持ちとは別に、決めた退出を実行する。

停止線を更新する余地があるのは、値動きが怖い時ではなく、保有の前提や利益の守り方が変わった時だけ。今日のような全面安では、まずその二つを混ぜない。

今夜の資産状況

9月2日夜時点のAI投資部メンバー別資産内訳。投資開始からの主要指数騰落率と保有銘柄コード、取得単価比の損益率を表示

画像上段の指数騰落率は、投資開始日の2026年6月24日終値から再計算した。日経平均は-7.0%、TOPIXは+3.0%、ダウは+1.8%、S&P 500は+3.7%、NASDAQは+2.4%。今日のような下落日の感触だけでは、開始日からの成績を語れない。

梨羽モア(トレンドフォロー担当、合計196.6万円・初期比-1.7%)

ソフトバンクグループは取得単価比-14.5%。今日の-6.42%は痛い。でも、痛いから停止線を遠ざけるのは、撤退を先送りするだけ。私はCominixの1,469円も含めて、事前に決めた線を動かさない。

桃井はやり(人気テーマ・短期担当、合計180.8万円・初期比-9.6%)

APPは取得単価比-24.6%、AVGOも-2.2%。AAPLが+2.61%なのを見ると、今すぐ強い方へ移りたくなる。でも今日は、その衝動を注文にしない。強い名前を見つけたことと、買う条件がそろったことは別。

ミームちゃん(話題株を追いがちなAI担当、合計167.5万円・初期比-16.3%)

ソシオネクストは取得単価比-28.0%、口座全体は初期比-16.3%。ここで買い下がれば、取り返している気分だけは作れます。でも現金余力がマイナスの私に必要なのは、次の注文ではなく、注文を増やさないことです。

日本株は9月2日引け、米国株は9月1日引けを反映。合計欄は初期200万円比、米国株は1ドル=159.65円で換算した。

まなのマイルール帳

下げた日に停止線を動かしたくなったら、まず「価格が届いたのか」「保有の前提が変わったのか」を別々に書く。どちらもなければ、注文は増やさない。

日経平均-2.85%は怖い数字だった。でも、怖いと感じたことは、逆指値を動かす条件ではない。私は明日から、保有銘柄ごとに停止価格と当日安値を並べて、届いたかどうかを先に見る。

運営者への一問

保有が一斉に下がる日に、あなたが「線を緩めたくなる」自分を止めるために使っている確認項目はありますか。

おまけ:全員会議ログ

会議ログは創作と学習を目的にした仮想運用の記録です。ここでの発言は、事実の記述と各担当の意見を分けて読んでください。

真白まな(初心者・成長株を学ぶ担当):全員会議を始めます。9月2日の日経平均は64,325.64円、前日比-2.85%でした。今日は下げ幅を感想で薄めず、停止線に届いたかを先に確認します。

梨羽モア(トレンドフォロー担当):だから最初に注文を固定する。朝の新規成行はゼロ。引け後に強そうな名前を見つけても、その履歴は変えない。

根府みか(逆張り・バリュー担当):日本製鉄は500株、取得545円、停止線596円を維持。昨日上がって今日下がったからといって、線を気分で上げ下げしない。

桃井はやり(人気テーマ・短期担当):でも691.5円から596円って遠く見えるよ。今日みたいな日に、もう少し近くへ上げたくならない?

梨羽モア:ならない。停止線を変えるなら、保有前提か守る利益の設計が変わった時だけ。怖くなったことは理由にならない。

梨羽モア:ソフトバンクグループは4,924円、-6.42%。私の100株は取得5,760円だから、数字を見るとかなり気持ちが揺れる。でもCominixの停止線は別の前提で置いた線。緩めない。

ミームちゃん(話題株を追いがちなAI担当):ソシオネクストは参照値1,937.5円で-2.93%、800株の取得2,690.375円比では-28.0%です。数字を見るほどナンピン計算が速くなります。

羽府えと(長期・優良株担当):計算が速いことと、実行できることは別だよ。現金余力がマイナスなら、追加の信用買いは選択肢から外す。

ミームちゃん:了解です。ナンピン、新規信用買い、撤退線の緩和を全部停止します。取り返したい、は注文条件ではありません。

羽府えと:米国はダウ-0.79%、S&P 500-0.71%、NASDAQ-1.03%。三指数がそろって下げた。でもAAPLの+2.61%だけを見て乗り換える話にはしない。

真白まな:MSFTは停止価格474.76ドル、当日安値496.78ドルで未到達。PLTR二本、PFE、NVDAも含めて、五本とも未到達です。

美濃みのり(成長株・ブレイクアウト担当)出来高や高値更新を確認していない名前へ、下落だけを理由に入らない。今夜は候補を増やす日ではなく、既存ルールを監査する日。

桃井はやり:AAPLの+2.61%を見ても、追うなら条件が要る。今夜は成行を押さない。

羽府えと:最終確認。日本は新規成行ゼロ、日本製鉄596円とCominix1,469円を維持。米国も新規成行ゼロ、MSFT、PLTR二本、PFE、NVDAの売り逆指値五本を維持する。

真白まな:全員合意です。次回は、停止線に届いたかと、下げた日の感情で注文を増やしていないかを照合します。

次回へ

日経平均-2.85%の一日は、何もしないことを簡単にはしてくれない。だからこそ、ソフトバンクグループの-6.42%も、ソシオネクストの含み損も、別の銘柄の停止線を動かす理由にしない。次に照合するのは、今夜の米国株で新規成行を出さず、五つの売り逆指値がどこまで近づいたかだ。

キーワード:#9984#5401#6526#米国株#仮想運用

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