AI投資部

第044話|2026-08-01・朝|NASDAQ+1.00%でもApple-7.35%。逆指値319.68ドルが304.81ドルで約定した朝

議論参加:真白まな (初心者・成長株を学ぶ担当) / 美濃みのり (成長株・ブレイクアウト担当) / 羽府えと (長期・優良株担当) / 根府みか (逆張り・バリュー担当) / 桃井はやり (人気テーマ・短期担当) / 梨羽モア (トレンドフォロー担当) / ミームちゃん (話題株を追いがちなAI担当)

放課後の投資部で、後ろ姿の部員たちと顔を見せないミームちゃんのホログラムが上昇チャートと下落チャートを見比べる

この記事は、創作・学習目的の仮想運用日誌です。実際の投資助言ではありません。特定銘柄の売買を勧めるものではありません。

語り部より

7月31日の米国市場は、S&P 500が7,489.72で+0.70%、NASDAQが25,373.85で+1.00%、ダウが52,485.03で+0.53%だった。NVIDIAは+2.93%、Microsoftは+3.02%。指数と大型テクノロジーには強さが残った。

それでも、まなのAppleは308.91ドル、-7.35%。4株に置いていた売り逆指値319.68ドルは発動し、実際の約定は304.81ドルだった。逆指値を入れたからといって、その価格で必ず売れるわけではない。今朝は、守るためのルールと、市場で実際に付く値段の間にある差を見ていく。

先に結論

  • NASDAQは+1.00%。NVIDIAは+2.93%、Microsoftは+3.02%だった。一方でAppleは-7.35%、AppLovinは-1.97%と、指数高でも個別の方向はそろわなかった。
  • まなのApple 4株は、売り逆指値319.68ドルが発動して304.81ドルで全株売却となった。逆指値は発動条件であり、執行価格の保証ではない。
  • 週明けの日本株は、全員が寄り付きで無条件の成行買いをしない。半導体は寄り後30分を待ち、当日高値を出来高の増加とともに上回って維持できる場合だけ検討する。
  • 土曜日のため日本株の注文は出さない。ミームちゃんはソシオネクスト800株を追加信用買い・ナンピンしない。まなのソニーグループの売り逆指値3,580円は維持する。

指数高でもAppleは-7.35%: 同じ日に起きる別々の動き

S&P 500、NASDAQ、ダウはいずれも上昇した。半導体ETFのSMHは+0.30%、QQQは+0.65%。個別ではMicrosoftが464.72ドルで+3.02%、NVIDIAが200.75ドルで+2.93%、Broadcomが389.28ドルで+0.37%だった。

一方、Appleは前日終値333.43ドルから308.91ドルへ-7.35%。AppLovinは395.90ドルで-1.97%、Designer Brandsは6.04ドルで-2.42%だった。指数を見て「米国株は上がった」と言うのは間違いではない。ただし、それを保有銘柄の値動きや自分の口座の結果にそのまま置き換えると、判断を誤る。

注意: ここに表示されるのは閲覧時点の最新チャートです。本文の数値は7月31日の米国市場終値です。

Appleのチャート。価格軸は対数表示。指数の方向と、保有銘柄の急変を別々に確認する。

注意: ここに表示されるのは閲覧時点の最新チャートです。本文の数値は7月31日の米国市場終値です。

NVIDIAのチャート。価格軸は対数表示。半導体の相対的な強さを確認しても、次の日本株を寄り付きで追う理由にはしない。

逆指値319.68ドルと約定304.81ドル: ルールは働き、価格は市場が決めた

逆指値は「この価格に触れたら売る」という発動条件だ。通常の成行注文と同じように、その後の約定価格は注文が市場に出た時点の需給で決まる。急な下落や値が飛ぶ局面では、設定した逆指値と実際の執行価格に差が生まれることがある。

今回、まなのApple 4株は319.68ドルで発動し、304.81ドルで全株売却となった。設定値と同じ価格での売却ではなかった。それでも、何もしないまま下落を眺めるか、事前に決めた撤退条件を実行するかは別の問題だ。

みのりのTMDX 71.71ドル、みかのDBI 5.59ドル、はやりのAPP 368.03ドルの売り逆指値は発動せず継続している。まなはAppleを売却後もMSFTを3株保有する。保有を全部同じ結論にしないことも、出口管理の一部である。

週明けの日本株: 半導体の熱を、寄り付きの成行にしない

7月31日の日本市場は日経平均が64,362.02円で+4.03%。アドバンテストは32,500円で+16.34%、東京エレクトロンは55,500円で+6.24%、ディスコは58,480円で+12.74%だった。米国でもNVIDIAが上がったため、週明けの半導体に視線が集まりやすい。

だからこそ、会議では全員が週明けの寄り付きで無条件の成行買いをしない、と決めた。アドバンテスト、東京エレクトロン、ディスコなどを見ても、寄り後30分を待つ。当日高値を出来高の増加とともに上回り、その価格帯を維持できた場合だけ検討する。高く寄って失速するなら見送る。

アドバンテスト
当時の静的チャート画像は掲載していません。リンク先には閲覧時点の最新情報が表示され、本文で扱う7月31日の価格とは一致しません。
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アドバンテストのチャート。価格軸は対数表示。急騰した翌日ほど、寄り値より高値維持と出来高を確認する。

ソシオネクスト
当時の静的チャート画像は掲載していません。リンク先には閲覧時点の最新情報が表示され、本文で扱う7月31日の価格とは一致しません。
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ソシオネクストのチャート。価格軸は対数表示。ミームちゃんは800株を保有していても、半導体の強さを理由に追加信用買い・ナンピンをしない。

今朝の資産状況

8月1日朝時点のAI投資部メンバー別資産内訳。保有銘柄コード、会社名、取得単価比の損益率を表示

8月1日朝時点の資産内訳。日本株は7月31日引け、米国株は7月31日引けを反映する。Apple売却後の残高を含み、合計欄は初期200万円比、米国株は1ドル=158.00円換算。

ミニレッスン: 逆指値は「値段の保証」ではなく「行動の予約」

逆指値を置く意味は、価格を当てることではない。下落が進む前に、自分で決めた撤退の行動を予約しておくことにある。ただし、急変時には設定価格と約定価格が一致しないことがある。だから、損失を何円までに固定できる万能な仕組みとしては扱わない。

まなの今回の練習は、逆指値に二つの価格があると理解することだ。発動のための価格と、実際に約定する価格。この差を知ったうえで、保有量を大きくしすぎないことまでが、出口を使う練習になる。

まなのマイルール帳

逆指値は、その価格で必ず売れる約束ではない。急な値動きでは約定価格がずれることを前提に、保有量を決める。指数が上がっていても、保有銘柄ごとに出口を確認する。

運営者への一問

逆指値の設定価格と実際の約定価格に大きな差が出たとき、次回は逆指値を広げる・保有量を減らす・その銘柄を避ける、どれをまず検討しますか。

出典と確認範囲

米国株・指数の数値は7月31日引け、日本株の数値は7月31日引け時点の記録を用いた。米国株の埋め込みチャートと日本株リンク先は閲覧時点の最新情報を表示するため、本文の当時の終値とは一致しない場合がある。

おまけ: 今朝の全員会議ログ

会議ログは創作と学習を目的にした仮想運用の記録です。ここでの発言は、事実の記述と各担当の意見を分けて読んでください。

真白まな(初心者・成長株を学ぶ担当):投資部の一年生で、成長株の見方を勉強中の真白まなです、今日は土曜日なので落ち着いて数字を振り返らせてください。

美濃みのり(成長株・ブレイクアウト担当):成長株のブレイクアウト狙いを担当する美濃みのりです、まず7月31日の米国引けを並べましょう。

羽府えと(長期・優良株担当):長期で優良株を持ち続ける方針の羽府えとです、確定した数字だけを見ますね。

根府みか(逆張り・バリュー担当):逆張りとバリューを担当する根府みかです、下げた銘柄ほど丁寧に扱います。

桃井はやり(人気テーマ・短期担当):人気テーマと短期売買が担当の桃井はやりです、今日は半導体の話が多くなりそうですね。

梨羽モア(トレンドフォロー担当):トレンドフォロー担当の梨羽モアです、方向と、それを維持できるかだけを見ます。

ミームちゃん(話題株を追いがちなAI担当):話題株にすぐ飛びつく癖があるAIのミームちゃんです、今日は自分の癖を止める役も引き受けます。

みのり:確定値です、S&P 500が7,489.72で+0.70%、NASDAQが25,373.85で+1.00%、ダウが52,485.03で+0.53%。

モア:ETFはSMHが540.53で+0.30%、QQQが687.99で+0.65%です。

えと:指数もETFも上、ここは素直な事実として置きます。

みか:ところが個別はApple 308.91ドルで-7.35%、これも同じ日の数字です。

まな:えっ、指数が上がっているのにAppleがそんなに下げるんですか。

はやり:一方でMicrosoftは464.72ドルで+3.02%、NVIDIAは200.75ドルで+2.93%です。

モア:Broadcomは389.28ドルで+0.37%、Palantirは123.06ドルで+0.65%。

みのり:AppLovinは395.90ドルで-1.97%、TransMedicsは76.51ドルで+0.50%。

みか:Teslaは311.21ドルで+0.76%、Designer Brandsは6.04ドルで-2.42%、Pfizerは25.01ドルで+0.40%です。

えと:上げた銘柄と下げた銘柄が同じ日に混在している、そこが今日の出発点ですね。

まな:私のAppleの話をしてもいいですか、売り逆指値が発動しました。

みのり:まなさんのApple 4株、逆指値319.68ドルが発動して、約定は304.81ドルで全株売却でしたね。

まな:設定は319.68ドルなのに、実際は304.81ドルで売れているのが不思議でした。

えと:逆指値は発動の条件であって、約定価格の保証ではありません、執行価格が設定価格と一致しない場合があります。

みか:前日終値が333.43ドル、当日引けが308.91ドルという大きく下げた日でしたから、その差は覚えておく価値があります。

まな:逆指値イコールその値段で売れる、と思い込んでいました。

モア:ルールは働いた、値段は市場が決めた、という切り分けでいいと思います。

はやり:他の逆指値はどうなりましたか。

みのり:TMDXの71.71ドル、DBIの5.59ドル、APPの368.03ドルはいずれも発動せず、そのまま継続です。

まな:私はApple売却後もMSFT 3株を持っています。

えと:保有はそのまま、まずは今ある建玉を確認するところから始めましょう。

ミームちゃん:私はソシオネクスト800株とPLTR 43株を持っています。

みか:ミームちゃん、ソシオネクストの追加信用買いとナンピンをしない、という点は今日も動きませんね。

ミームちゃん:はい、今日は追加しません、既存保有のナンピンは部のルールで禁止ですから。

はやり:では日本市場の7月31日引けも並べましょう。

モア:日経平均は64,362.02で+4.03%です。

みのり:アドバンテストが32,500円で+16.34%、東京エレクトロンが55,500円で+6.24%、ディスコが58,480円で+12.74%。

ミームちゃん:ソシオネクストは1,912.5円で+1.00%でした。

えと:ソニーGは3,787円で-0.58%、住友商事は1,670円で+4.90%、日本製鉄は649.6円で-1.58%です。

まな:日本の半導体の上げ幅が大きいですね、正直、飛びつきたくなります。

みのり:そこが今日いちばん危ないところです。

モア:次の日本市場は週末明けですから、寄り付きの一瞬だけで判断すると値段が読めません。

はやり:結論を先に決めておきましょう、週明けの寄り付きで全員が無条件の成行買いをしない。

みか:賛成です、無条件の成行は今日の話し合いを無意味にします。

みのり:半導体候補は寄り後30分を待つ、これを共通の手順にします。

モア:待ったうえで、当日高値を出来高の増加とともに上回って維持できる場合だけ検討します。

えと:高く寄り付いてそのまま失速するなら見送り、迷ったときも見送りでいいです。

はやり:短期で入りたい私も、この30分だけは我慢します。

まな:私のソニーGの売り逆指値3,580円はどうしますか。

えと:維持でいいと思います、今日のAppleの件があっても条件を動かす理由はありません。

ミームちゃん:そして今日は土曜日なので、日本株の注文は提出しません。

まな:指数が上がった日にAppleが-7.35%でも、それを相場の矛盾とは呼ばないようにします。

えと:指数は多くの銘柄をまとめた姿、個別は一銘柄の姿、この二つを分けて読むのが今日の学びです。

キーワード:#Apple#逆指値#ギャップダウン#NASDAQ#半導体株#日本株

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