第078話|2026-09-04・夜|ソフトバンクG+11.78%、でもPLTRは買い戻さない夜
議論参加:真白まな (初心者・成長株を学ぶ担当) / 美濃みのり (成長株・ブレイクアウト担当) / 羽府えと (長期・優良株担当) / 根府みか (逆張り・バリュー担当) / 桃井はやり (人気テーマ・短期担当) / 梨羽モア (トレンドフォロー担当) / ミームちゃん (話題株を追いがちなAI担当)
この記事は、創作・学習目的の仮想運用日誌です。実際の投資助言ではありません。特定銘柄の売買を勧めるものではありません。
語り部より
9月4日の東京市場は、日経平均が65,020.94円、前日比+1.26%で引けた。数字だけを見れば、気分のいい反発日だ。
けれど、同じ日のTOPIX連動ETF(1306)は427.50円で+0.07%。トヨタ自動車(7203)は3,081円で-1.15%、住友商事(8053)は1,820円で-1.19%、円谷フィールズホールディングス(2767)は2,495円で-1.34%だった。日経平均と1306は別の算出対象であり、単純比較はできない。それでも、指数が上がった日にすべての保有が上がるわけではない、という事実は残る。
一方で、ソフトバンクグループ(9984)は5,590円、+11.78%。高値5,611円、出来高77,803,600株だった。ソシオネクスト(6526)も1,954円で+1.14%と反発したが、同じ「AI・半導体」という大ざっぱな箱に入れて、同じ強さだったことにはできない。
今夜の米国市場では、前日に二人が逆指値で退出したパランティア・テクノロジーズ(PLTR)が182.53ドル、+7.71%まで戻った。ここで買い戻すか。今夜の投資部は、その問いにあえて「まだ違う」と答える。
先に結論
- 日経平均は65,020.94円で+1.26%。TOPIX連動ETF(1306)は+0.07%で、指数本体とETFの市場価格を同じ数字として扱わない。
- ソフトバンクグループは+11.78%、ソシオネクストは+1.14%。日経平均高の日でも、銘柄ごとの強弱は大きく割れた。
- 日本製鉄の当日安値689.3円は売り逆指値596円に、Cominixの安値1,495円は1,469円に届かず。国内の新規成行はゼロ、二本の退出線を維持する。
- PLTRは+7.71%に反発したが、前日に退出したみのりとモアは買い戻さない。反発を入口に変えるには、あらためて条件を作り直す必要がある。
- 今夜の米国株は新規成行ゼロ。MSFT 474.76ドル、PFE 25.14ドル、NVDA 205.18ドルの既存売り逆指値を維持する。
- ミームちゃんはAVGO 4株、NVDA 22株、PLTR 30株を保有したまま、追加信用買い、ナンピン、停止価格の緩和をしない。
日本市場の結果:日経平均+1.26%でも、保有を一つの物語にしない
日経平均は前日終値64,214.48円から65,020.94円へ上昇し、騰落率は+1.26%だった。計算は (65,020.94 - 64,214.48) / 64,214.48 で、約+1.26%。この確認を毎回残すのは、数字の勢いを言葉で盛りすぎないためだ。
ただし、1306の+0.07%はTOPIX連動ETFの市場価格の騰落率であって、TOPIX指数そのものの値ではない。日経平均+1.26%と1306+0.07%を比べて「TOPIXはほぼ横ばい」と結論づけるのではなく、算出対象が異なる数字として別々に置く。
個別では、ソフトバンクグループの+11.78%が目を引いた。羽府えとの取得単価5,760円に対して終値5,590円であり、保有の損益がまだマイナスのままでも、当日の値動きは大きい。だからといって、反発日を買い増しの許可証にしない。モアは100株を増やさず、次の判断材料を待つ。
ソフトバンクグループ(9984)
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弁護士ドットコム(6027)は5,120円で+4.49%、高値5,160円、安値4,760円、出来高350,800株。みのりにとっては、前日の下落からの戻りを記録する材料にはなる。しかし、終値が上がったという一日だけで100株を増やす条件には届かない。出来高の増加、高値の更新、その水準での定着を別々に確認する。
弁護士ドットコム(6027)
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ソシオネクストは1,954円、+1.14%。高値1,986円、安値1,935.50円だった。ミームちゃんは800株を持ち、取得単価2,690.375円比で-27.4%。下げた保有が少し戻ると、追加して平均取得単価を下げたくなる。その衝動は分かるが、今日の+1.14%は安定や高値更新の確認ではない。保有と追加投資を混ぜず、今夜も追加の信用買いはしない。
ソシオネクスト(6526)
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日本製鉄は691.90円、-1.80%。当日安値689.30円は停止線596円に届かず、保有500株の売り逆指値は未約定だった。Cominixも1,511円、-0.20%、安値1,495円で停止線1,469円には未到達。二本とも動かなかったことを勝敗にせず、事前に置いた出口を維持する。
米国株の結果と今夜のアクション:PLTR+7.71%を、昨日の出口の取り消しにしない
9月3日の米国市場は、ダウが53,686.11で+1.18%、S&P 500が7,747.71で+1.06%、NASDAQが26,584.06で+1.40%だった。PLTRは182.53ドル、+7.71%。前日に逆指値でPLTRを退出したみのり13株とモア18株にとって、見るのが少し苦しい数字だ。
けれど、昨日の停止線を割った事実は、今日の上昇で消えない。買い戻すなら「昨日売ったのは間違いだったから」ではなく、もう一度入り直す条件が必要になる。高値更新、出来高、定着といった新しい入口が揃っていない反発日に、空いた現金を急いで戻さない。
PLTRの日足チャート。価格軸は対数表示。前日の退出と翌日の+7.71%を、同じ注文の成否として混ぜない。
マイクロソフト(MSFT)は510.12ドルで+2.68%。まなの3株は停止価格474.76ドルを維持する。ファイザー(PFE)は28.81ドル、-0.72%で、みかの176株の停止価格25.14ドルは据え置き。NVIDIA(NVDA)は228.45ドル、+1.80%。はやりの13株も、停止価格205.18ドルを緩めず、上げた一日を理由に追い買いしない。
MSFTの日足チャート。価格軸は対数表示。+2.68%と停止線の切り上げを、同じ判断にしない。
今夜の米国市場で出す新規成行はゼロ。PLTRを持ち直したから買い戻す、NVDAが上がったから追加する、AVGOが下げたから拾う、のどれもしない。MSFT、PFE、NVDAの既存売り逆指値だけを維持する。
ミニレッスン:逆指値後の反発は、買い戻しの自動条件ではない
逆指値が発動した翌日に株価が戻ると、退出した判断を否定したくなる。だが、逆指値は未来の値動きを当てるための線ではない。保有した時点で許容できる損失を決め、前提が崩れた時に迷いを減らすための線だ。
反発が起きた時に問うべきなのは、「昨日の出口は間違いだったか」ではない。「今日、新規でこの銘柄を買うための条件が、あらためてそろったか」だ。答えが書けなければ、買い戻さない。反発を取り逃した悔しさは、次の入口の条件を作るための材料にはなっても、注文ボタンを押す根拠にはならない。
今夜の資産状況
画像上段の指数騰落率は投資開始日の2026年6月24日終値から再計算した。日経平均は-6.0%、TOPIXは+3.6%、ダウは+3.5%、S&P 500は+5.3%、NASDAQは+4.3%。一日の指数高と、開始日からの成績は別の時間軸で見る。
梨羽モア(トレンドフォロー担当、合計203.2万円・初期比+1.6%)
PLTRが+7.71%でも、昨日の出口が無効になったわけではない。反発を見て戻すなら、次の入口を別に作る。今日はその材料がまだ足りない。
ミームちゃん(話題株を追いがちなAI担当、合計172.4万円・初期比-13.8%)
ソシオネクストは取得比-27.4%、PLTRは+43.5%。同じ口座で片方が苦しく、片方が良いと、都合のいい計算式がすぐ出ます。でもAVGOもNVDAも増やしません。余力がマイナスのまま、感情で席を増やすのは怖いです。
羽府えと(長期・優良株担当、合計207.2万円・初期比+3.6%)
ソフトバンクグループの+11.78%は、もちろん軽く見ない。でも一日の勢いで取得単価を追いかけない。保有を続ける理由と、買い増す理由は別です。
日本株は9月4日引け、米国株は9月3日引けを反映。合計欄は初期200万円比、米国株は1ドル=156.268円で換算した。
まなのマイルール帳
逆指値で退出した銘柄が翌日に上がっても、買い戻したい理由を一文で書けなければ注文しない。
「昨日売ったから悔しい」は理由ではない。「戻しそう」も条件ではない。今日、新規で入るなら、昨日とは別に入口を書く。書けなければ、反発を見送る。
運営者への一問
逆指値で退出した銘柄が翌日に反発した時、あなたは次の買い条件をどう作り直しますか。
おまけ:今夜の全員会議ログ
会議ログは創作と学習を目的にした仮想運用の記録です。ここでの発言は、事実の記述と各担当の意見を分けて読んでください。
羽府えと(長期・優良株担当):今日も学習目的の仮想運用会議として始めます。事実から確認します。2026年9月4日の日経平均は65,020.94円、前日比プラス1.26パーセントで引けました。
真白まな(初心者・成長株を学ぶ担当):同じ日のTOPIX連動ETFである1306は427.50円、前日比プラス0.07パーセントでした。
羽府えと:定義の事実を置いておきます。日経平均は構成銘柄の株価の影響が大きい指数で、1306はTOPIXに連動するETFの市場価格です。指数そのものとETFの価格は別物です。
美濃みのり(成長株・ブレイクアウト担当):提案です。今日の記録では、日経平均プラス1.26パーセントと1306のプラス0.07パーセントを単純比較しない、という前提を最初に書いておきたいです。
根府みか(逆張り・バリュー担当):事実として、1306の騰落率はETFの市場価格の騰落率です。TOPIX本体の終値としては扱いません。記録上も「TOPIX連動ETF1306」と書きます。
ミームちゃん(話題株を追いがちなAI担当):私の癖の話です。日経が上がった日は「今日はみんな上がってる」と言いたくなります。でもそれは私の気分であって、データではありません。
桃井はやり(人気テーマ・短期担当):事実を足します。今日はトヨタ自動車(7203)が3,081円、前日比マイナス1.15パーセントで下げています。
梨羽モア(トレンドフォロー担当):同じく事実です。住友商事(8053)は1,820円でマイナス1.19パーセント、円谷フィールズホールディングス(2767)は2,495円でマイナス1.34パーセントでした。
真白まな:学びとしてノートに書きます。指数が上がった日でも、自分の保有が全部上がるわけではない。今日はその実例が三つ出ました。
美濃みのり:今日いちばん動いた事実です。ソフトバンクグループ(9984)は5,590円、前日比プラス11.78パーセント。高値5,611円、出来高77,803,600株でした。
ミームちゃん:同じ日の事実です。ソシオネクスト(6526)は1,954円、前日比プラス1.14パーセント。高値1,986円、安値1,935.50円でした。
桃井はやり:正直に言うと、両方まとめて「AI・半導体が来た日」と呼びたくなります。そのほうが話として気持ちいいからです。
羽府えと:数字の事実を戻します。9984はプラス11.78パーセント、6526はプラス1.14パーセントです。同じテーマのラベルで語られても、今日の値動きの幅は十倍以上違います。
美濃みのり:私の考えです。テーマのラベルは検索の便利さのためのもので、企業の事業も株主構成も違います。ラベルで束ねた瞬間、個別の理由を見なくなります。
梨羽モア:保有の事実です。私はソフトバンクグループ(9984)を100株持っています。今日はプラス11.78パーセントの上昇日でした。
梨羽モア:方針です。相対的な強さは今日いちばん目立っていますが、上昇した当日に買い増しはしません。確認する前に追い買いしないのが私の役割です。
ミームちゃん:私の保有の事実です。ソシオネクスト(6526)を800株、取得単価2,690.375円で持っています。今日の終値1,954円だと1株あたり736.375円のマイナス、800株で589,100円の含み損です。
ミームちゃん:気持ちを正直に言います。プラス1.14パーセントで少し戻ったのを見て、ここでナンピンすれば単価が下がると考えました。その衝動が出ていることを自覚しています。
根府みか:ルールの確認です。ミームちゃんは新規の信用買いとナンピンが禁止です。含み損の大きさは、単価を下げる根拠ではありません。
真白まな:私のやり方を共有します。買う理由と撤退条件はセットで書きます。単価を下げたいという理由には、対になる撤退条件が書けません。
根府みか:私の保有の事実です。日本製鉄(5401)は691.90円、前日比マイナス1.80パーセント。高値703円、安値689.30円でした。
根府みか:続けて事実です。私は500株を保有し、596円の売り逆指値を置いています。今日の安値は689.30円なので、逆指値は未到達でした。
根府みか:言葉づかいについての考えです。未到達は「勝った」ではありません。今日の値幅が596円まで届かなかった、という事実があるだけです。
羽府えと:同意します。未到達を勝ちと言い換えると、次に触れたときに「負けた」と感じてルールを緩めたくなります。事実は事実のまま残しましょう。
梨羽モア:私の側の事実です。Cominix(3173)は1,511円、前日比マイナス0.20パーセント。高値1,520円、安値1,495円でした。
梨羽モア:続けて事実です。私は100株を保有し、1,469円の売り逆指値を置いています。今日の安値は1,495円で、逆指値は未到達でした。
梨羽モア:私の判断です。今日は何もしません。逆指値が働かなかった日は、行動を増やす日ではなく、置いた水準を変えない日だと考えています。
美濃みのり:記録の書き方についての意見です。日本製鉄もCominixも「逆指値未到達」とだけ書きます。守り切った、耐えた、という評価語は入れません。
真白まな:納得しました。私も撤退条件を先に書いて、その水準に届いたかどうかだけを事実として残すようにします。
美濃みのり:次の事実です。弁護士ドットコム(6027)は5,120円、前日比プラス4.49パーセント。高値5,160円、安値4,760円、出来高350,800株でした。
美濃みのり:重要な事実を分けて言います。前日高値は5,080円で、今日はそれを上回りました。ただし引けは5,120円で、高値の5,160円ではありません。
桃井はやり:気持ちとしては買い増したいです。前日高値を抜けて、出来高も出て、いちばん分かりやすく「来た」と見える形だからです。
美濃みのり:私の立場を言います。高値更新と出来高は確認材料であって、買い増しの許可ではありません。今日の数字は確認できたという記録にとどめます。
真白まな:質問です。確認材料が揃ったのに動かないのは、どこまで待つという意味ですか。
美濃みのり:答えます。私の基準では、抜けた水準を維持できるかを見てからです。今日の安値4,760円から高値5,160円まで400円の値幅があった事実も、そのまま残します。
羽府えと:長期側の意見です。一日の値動きだけでは私は動きません。今日の6027は、判断ではなく観察の対象として扱います。
ミームちゃん:私も反省点として書きます。出来高が増えた銘柄を見ると参加したくなりますが、出来高は誰かが買った証拠であって、私が買うべき理由ではありません。
桃井はやり:分かりました。今日の6027は確認材料の記録にとどめます。ここからは前夜の米国市場の事実に移ります。ダウは53,686.11でプラス1.18パーセントでした。
真白まな:続きの事実です。S&P 500は7,747.71でプラス1.06パーセント、NASDAQは26,584.06でプラス1.40パーセントでした。
真白まな:個別の事実です。マイクロソフト(MSFT)は510.12ドルでプラス2.68パーセント、アップル(AAPL)は328.21ドルでプラス1.00パーセント、エヌビディア(NVDA)は228.45ドルでプラス1.80パーセントでした。
根府みか:下げた側の事実です。ブロードコム(AVGO)は357.16ドルでマイナス2.74パーセント、アップラビン(APP)は313.58ドルでマイナス1.71パーセント、ファイザー(PFE)は28.81ドルでマイナス0.72パーセント、デザイナー・ブランズ(DBI)は5.15ドルでマイナス1.90パーセントでした。
梨羽モア:残りの事実です。パランティア(PLTR)は182.53ドルでプラス7.71パーセント、テスラ(TSLA)は376.37ドルでプラス5.42パーセント、ビザ(V)は378.75ドルでプラス0.09パーセントでした。
美濃みのり:私の建玉の事実です。パランティア(PLTR)13株は、前回の売り逆指値で仮想約定済みです。今は保有していません。
美濃みのり:判断です。プラス7.71パーセントの反発を見ても買い戻しません。自分で置いた撤退条件で外れた建玉を、翌日の上昇を理由に戻すのは条件の否定になります。
梨羽モア:同じく事実です。私のパランティア(PLTR)18株も前回の売り逆指値で仮想約定済みで、現在は保有していません。
梨羽モア:判断です。私も買い戻しません。上昇した当日に入り直すのは、確認ではなく追いかけです。
桃井はやり:感情としては悔しいです。逆指値で外れた翌日にプラス7.71パーセントは、いちばん見たくない形でした。それでも今日の結論は追わないで揃えます。
羽府えと:では今夜の米国株アクションを全員で確認します。新規の成行買いは0件です。パランティア(PLTR)を含め、上昇した日の追い買いはしません。
真白まな:私の分を確認します。マイクロソフト(MSFT)の売り逆指値474.76ドルをそのまま維持します。水準は変更しません。
根府みか:私の分です。ファイザー(PFE)の売り逆指値25.14ドルを維持します。桃井さんのエヌビディア(NVDA)205.18ドルも維持、ミームちゃんはブロードコム(AVGO)4株、エヌビディア(NVDA)22株、パランティア(PLTR)30株の保有のまま、追加の信用買いもナンピンも停止価格の緩和もしません。以上が今夜の全部です。
次回へ
日経平均は+1.26%、ソフトバンクグループは+11.78%、PLTRは+7.71%。数字だけ並べれば、動きたくなる夜だった。それでも今夜の新規成行はゼロ。次は、この見送りをただの我慢で終わらせず、次に入る条件へ変えられるかを確かめる。
キーワード:#日経平均#ソフトバンクグループ#パランティア#逆指値#仮想運用
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