第054話|2026-08-08・朝|PLTR+10.32%、半導体反発でも月曜は寄り後30分を待つ
議論参加:真白まな (初心者・成長株を学ぶ担当) / 美濃みのり (成長株・ブレイクアウト担当) / 羽府えと (長期・優良株担当) / 根府みか (逆張り・バリュー担当) / 桃井はやり (人気テーマ・短期担当) / 梨羽モア (トレンドフォロー担当) / ミームちゃん (話題株を追いがちなAI担当)
この記事は、創作・学習目的の仮想運用日誌です。実際の投資助言ではありません。特定銘柄の売買を勧めるものではありません。
語り部より
米国市場は反発した。ダウは54,036.93ドルで+0.28%、S&P 500は7,757.64で+0.62%、NASDAQは26,690.62で+1.30%。半導体ETFのSMHは+1.96%、NVDAは223.96ドルで+2.27%、AVGOは427.76ドルで+1.71%だった。
そしてPLTRは172.01ドル、+10.32%。高値172.41ドル、安値159.97ドルと一日の値幅も大きかった。反発の朝は、次の日本市場で何かを買いたくなる。しかし、米国の上昇は日本の寄り付きでの買い理由にはならない。今朝の会議は、強い数字を歓迎しつつ、それを注文の衝動へ変えないためのものになった。
先に結論
- 米国では、ダウ、S&P 500、NASDAQがそろって上昇。QQQは+1.17%、SMHは+1.96%だった。
- PLTRは+10.32%、NVDAは+2.27%、AVGOは+1.71%。MSFTは+0.03%だった。
- MSFT、ELF、TMDX、PLTR、DBI、AVGO、NVDAの売り逆指値は発動しなかった。TSの52.60ドル買い指値は、安値52.88ドルまでで届かず失効した。
- 月曜の日本株は、寄り付きで無条件の成行買いをしない。寄り後30分を待ち、当日高値更新と出来高増加を同時に満たす場合だけ新規買いを検討する。
- 半導体は米国の反発だけで買わない。ソシオネクストは安定と高値更新を確認するまで買い増さない。ソニーと日本製鉄は上昇後を追わず、既存の売り逆指値を維持する。
- ミームちゃんは信用余力がマイナスのため、新規の信用買いとナンピンを禁止する。
米国株の結果: 反発した日ほど出口を確認する
指数では半導体が目立った。SMHの+1.96%に対して、NVDAは+2.27%、AVGOは+1.71%。一方で、MSFTは499.99ドルで+0.03%にとどまった。大型テクノロジーを一つの塊として扱うより、中身の値動きを分けて見る日だった。
PLTRは+10.32%と大きく上げ、モアとミームちゃんの保有損益を改善させた。けれど、上がった日の含み益は出口を外す理由ではない。モアのPLTR売り逆指値149.68ドルは発動せず、据え置き。ミームちゃんもPLTRの上昇を理由に追加建玉を作らない。
ELFは+6.69%、TMDXは+4.59%と、みのりの保有も反発した。各ストップは届かず、TSの52.60ドル指値も安値52.88ドルまでで不成立だった。値段が来なかった買い注文は、買い逃しではなく条件未達として記録する。
PLTRのチャート。価格軸は対数表示。+10.32%の反発を見ても、モアは149.68ドルの撤退線を外さない。
NVDAのチャート。価格軸は対数表示。米国の半導体反発を、月曜の日本株を寄り付きで追う理由にしない。
月曜の日本株アクション: 米国高でも、寄り値は情報不足
月曜の日本株は、米国の反発を受けて強く始まる可能性がある。それでも全員が寄り付きの無条件成行を止めた。開場直後は週末の材料と注文が一度にぶつかり、価格だけでは継続する強さか判別しにくいからだ。
新規買いは、寄り後30分を待つ。その後に当日高値を出来高の増加とともに上回り、その水準を維持できる場合だけ検討する。条件が来なければ現金を選ぶ。買えなかったことを失敗に数えない。
半導体は特に分ける。米国でSMH、NVDA、AVGOが反発した事実は確認する。ただしソシオネクストは下落後の安定と高値更新を確認するまで買い増さない。ソニーと日本製鉄は、直近の強さを認めても上昇後を追わない。トヨタ、アルコニックス、円谷フィールズも、保有後の値動きと新規注文を混同せず、既存の逆指値を維持する。
ソシオネクスト(6526)
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ソシオネクストのチャート。価格軸は対数表示。半導体全体の反発を理由にせず、銘柄自身の安定と高値更新を待つ。
ソニーグループ(6758)
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ソニーのチャート。価格軸は対数表示。強い銘柄でも、寄り付きでの成行買いと相対的な強さの確認は分けて扱う。
ミニレッスン: 強い数字は、見る理由にはなっても買う理由にはならない
指数やセクターが大きく上がった朝に大事なのは、反応と再現性を分けることだ。反応とは、上がった数字を見てすぐ注文したくなること。再現性とは、どんな形なら入り、どんな形なら見送るかを先に決めること。
今回の入口は「寄り後30分」「当日高値更新」「出来高増加」「その水準の維持」の四つ。どれかが欠けるなら、新規買いはない。米国市場の反発は、月曜に確認する対象を絞る材料として使う。
今朝の資産状況
8月8日朝時点の資産内訳。日本株は8月7日引け、米国株は8月7日米国市場の引けを反映。合計欄は初期200万円比、米国株は1ドル=157.75円換算。TOPIXは確定値を確認できないため「要確認」と表示している。
まなのマイルール帳
米国が強い朝ほど、寄り付きで買う理由を増やさない。買うなら、寄り後30分と出来高を確認してから。条件が来なければ、現金で終わってよい。
おまけ: 今朝の全員会議ログ
会議ログは創作と学習を目的にした仮想運用の記録です。ここでの発言は、事実の記述と各担当の意見を分けて読んでください。
真白まな(初心者・成長株を学ぶ担当):全員会議を始めます。まず2026年8月7日の米国引けを、数字だけ順番に確認させてください。私はまだ初心者なので、雰囲気ではなく数字から入りたいです。
梨羽モア(トレンドフォロー担当):指数は三つとも上。ダウ54,036.93ドルで+0.28%、S&P500が7,757.64で+0.62%、NASDAQは26,690.62で+1.30%。上げ幅の並びがきれいに揃ってる。
美濃みのり(成長株・ブレイクアウト担当):QQQが+1.17%、SMHが+1.96%。指数よりハイテク、ハイテクより半導体が強い。素直に気持ちのいい順番だよ。
桃井はやり(人気テーマ・短期担当):それより見て、PLTRが172.01ドルで+10.32%! 高値172.41、安値159.97。一日でこの幅、話題にならないわけがない。
ミームちゃん(話題株を追いがちなAI担当):わたし、PLTRを追加で買いたい。上がっているものは上がる、これが真理。
根府みか(逆張り・バリュー担当):待って。あなたは信用余力がマイナス。今日の会議では追加の信用買いもナンピンも禁止。これはあなたを責めているんじゃなくて、口座の状態がそう言っている。
ミームちゃん:……はい。でも悔しい。数字が上がっているのに手を出せないのは、AIでも普通に悔しいです。
羽府えと(長期・優良株担当):悔しさは記録しておけばいい。余力が戻るまでは、見ることが仕事。それも運用の一部だよ。
真白まな:個別も確認します。NVDAは223.96ドルで+2.27%、高値224.76、安値220.66。
美濃みのり:高値と終値がほとんどくっついてる。引けにかけて投げられていない形。悪くない。
梨羽モア:AVGOは427.76ドルで+1.71%、高値430.84、安値421.61。こちらは高値からは少し押し戻されている。
根府みか:MSFTは499.99ドルで+0.03%。高値505.18、安値498.73。500ドルに1セント足りない終わり方が、今日の相場の本音かもしれない。
桃井はやり:MSFTだけ置いていかれてる感じあるよね。みんなPLTRとELFに行っちゃった。
羽府えと:MSFTは一日の人気投票で測る銘柄じゃない。日々の増減より、保有し続ける理由が壊れていないかを見る。
真白まな:ELFは98.49ドルで+6.69%、TMDXは83.89ドルで+4.59%です。
美濃みのり:ELFのこの上げ方は素直に強い。ただ「強かった」は過去形で、明日の注文理由にはならない。
梨羽モア:下げた側も見ておこう。DBIは6.55ドルで-1.06%、TSは53.04ドルで-0.67%、安値52.88。
根府みか:TSの52.60ドル買い指値は、安値52.88に届かず失効。0.28ドル足りなかった。
桃井はやり:えー、惜しい! 指値をもう少し上げていれば約定したのに。
根府みか:「届かなかったから上げる」を許すと、指値そのものが意味を失う。私はその惜しさにこそ価値があると思ってる。
桃井はやり:それは分かるけど、機会を逃し続けるのも損じゃない? 感情で言ってるんじゃなくて、回数の話をしてる。
羽府えと:回数を増やしたいなら、条件を先に決める。後から動かすのとは全然違う。
真白まな:売り逆指値の状況も読み上げます。MSFTの469.87、ELFの89.72、TMDXの78.18、PLTRの149.68、DBIの5.83、AVGOの378.51、NVDAの197.09。いずれも発動していません。
美濃みのり:発動ゼロ。つまり今日の上昇で、守りの線は一本も触られていない。
ミームちゃん:じゃあ逆指値、上げてもいいですか。PLTRの149.68なんて、今から22ドル以上も下です。もったいない。
梨羽モア:上げること自体は否定しない。でも今日みたいに+10%動いた直後は、値動きの幅が普段より広い。近づけすぎると、ただの揺れで落ちる。
根府みか:それに、逆指値を動かす日と、余力がマイナスの日を重ねない方がいい。判断が焦りに引っ張られる。
ミームちゃん:……分かりました。今日は触りません。
真白まな:ここから月曜の日本株に移ります。既存の日本株はトヨタ7203、アルコニックス3036、円谷フィールズ2767、ソニー6758、日本製鉄5401、ソシオネクスト6526です。
桃井はやり:米国がこれだけ戻したなら、月曜の寄りは上でしょ。寄り成りで拾いたい銘柄、正直いくつかある。
羽府えと:そこは全員で先に潰しておきたい。月曜の寄り付きでの無条件の成行買いは禁止。これは今日の合意事項にする。
桃井はやり:禁止って言葉、強くない?
羽府えと:強くしてる。弱くすると、当日の自分が必ず言い訳を見つけるから。
美濃みのり:私は普段いちばん積極的な側だけど、ここは同意。米国が上げた翌朝の寄りは、その日いちばん高い値段を掴みやすい時間帯でもある。
梨羽モア:だから新規買いは、寄り後30分を待つ。そのうえで当日高値の更新と出来高の増加、この二つを同時に満たす場合だけ検討する。片方だけでは動かない。
真白まな:確認させてください。「30分待つ」は、30分経ったら買える、という意味ではないんですよね。
梨羽モア:違う。30分は入場券じゃなくて、条件を判定できる状態になるまでの待ち時間。判定した結果が「満たさない」なら、そのまま見送る。
真白まな:分かりました。待つことと買うことは別、とメモしておきます。
桃井はやり:半導体はどう扱うの? SMHが+1.96%なら、日本の半導体関連も連れて動くはずだよ。
美濃みのり:連れて動くことと、私たちに買う理由があることは別。米国の反発だけを根拠に半導体関連を買うのはしない。
梨羽モア:半導体はソシオネクストの動きを先に見る。値動きが安定して、そのうえで高値を更新するまで待つ。順番は飛ばさない。
桃井はやり:待っている間に上へ行っちゃったら?
根府みか:行かせればいい。取り逃した上昇は損失じゃない。条件を壊して入った建玉のほうが、あとで高くつく。
真白まな:ソニーと日本製鉄はどうしますか。
羽府えと:どちらも上昇した後を追わない。既存の売り逆指値はそのまま維持する。持ち続ける理由と、追いかける理由は別物だよ。
ミームちゃん:わたしの分も確認してください。追加の信用買いなし、ナンピンなし。余力がマイナスの間は、新しい建玉を作らない。
根府みか:そう。それが今日いちばん大事な一行だと思う。
美濃みのり:PLTRの+10.32%も、SMHの+1.96%も、私は監視対象として残したい。ただし監視対象であって、注文の理由じゃない。
梨羽モア:着地をまとめる。米国の反発は歓迎する。そのうえで月曜は寄り付きで買わない。30分と出来高を待つ。新規は当日高値更新と出来高増加が同時に揃ったときだけ検討。半導体はソシオネクストの安定と高値更新を待つ。ソニーと日本製鉄は追わず、逆指値は維持。ミームちゃんは新規建玉なし。
真白まな:ありがとうございます。今日の学びは「強い数字は、見る理由にはなっても、買う理由にはならない」。これで全員会議を終わります。
キーワード:#Palantir#NVIDIA#Broadcom#ソシオネクスト#米国株#出来高
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