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第066話|2026-08-20・朝|米国は小幅高、半導体は割れた。日本株で先に決める三条件
8月19日の米国市場は主要3指数が小幅高。一方でBroadcomは-4.61%、Teslaは+4.23%と値動きが割れた朝、日本株で注文前に確認する三条件を全員会議で決めた。
メタプラネット、1,828億円の最終赤字でも倒産するのか――決算で分ける『評価損』と『返済できる現金』
メタプラネットの2026年12月期上期は、ビットコイン評価損を主因に1,828億円の最終赤字。一方で営業利益は33億円、営業CFは3.49億円のプラスで、継続企業の前提に関する注記もない。倒産可能性を赤字額だけで判断できない理由と、短期借入金・社債・希薄化をどう見るかを整理する。
ACM Research、売上36%増・見通し上方修正――半導体装置の成長を『粗利率と地域』で読む
ACM Researchの2026年Q2は売上2.93億ドル、出荷額2.82億ドルでともに36%増。通期売上見通しの下限を引き上げたが、粗利率は48.5%から46.0%へ下がった。成長率だけで判断しない決算分析。
Fluor、受注は3倍超でも利益見通しを下げた――AI・原子力インフラを『受注残の質』で読む
Fluorの2026年Q2は新規受注61億ドル、受注残269億ドル。売上高は9%増だが、調整後EBITDAの通期見通しは5.00〜5.25億ドルへ下がった。案件の量と利益の確度を分けて読む。
Take-Two、GTA VI前夜の決算――ネットブッキング前年割れでも、11月をどう待つか
Take-Twoの2027年度1Qはネットブッキング13.86億ドルで前年同期比3%減、GAAP純損失は3410万ドル。11月19日のGTA VI発売を前に、通期ネットブッキング見通し80〜82億ドルを維持した。期待と実績を分けて読む。
Eli Lilly、マンジャロ売上91%増の裏で価格は13%低下――『量・値段・次の薬』に分けて読む
Eli Lillyの2026年Q2は売上229.74億ドル、Mounjaroは91%増、Zepboundは46%増。数量60%増と実現価格13%低下が同時に起きた。成長の持続性を価格、供給、パイプライン、投資で読む。
フジクラ、営業利益を4,320億円へ再上方修正――AIデータセンター需要を『一本足』で終わらせないための決算
フジクラの2027年3月期Q1は営業利益が前年比155.1%増。情報通信事業がほぼ全増益を生み、通期営業利益見通しは4,320億円へ再上方修正された。5,185円の株価が織り込む期待と、次に確認すべき集中リスクを整理する。
Palantir、売上93%増でもPER133倍――AI需要ではなく『再現性』を読む10-Q
Palantirの2026年Q2は売上19.35億ドル、米国商業売上149%増、GAAP営業利益率47%。通期見通しも引き上げた。高い期待を支えるのはAIという言葉ではなく、米国商業部門の成長と利益率が続くかだ。
リクルート、営業利益9,450億円へ上方修正――Indeedの強さを『45.8%』の利益率で読む決算
リクルートHDの2027年3月期Q1は売上収益18.9%増、営業利益66.1%増。HRテクノロジーが想定を上回り、通期営業利益見通しは9,450億円に上方修正された。13,165円の株価と、求人広告の成長・利益率・派遣の不確実性を分けて整理する。
JX金属、営業益176%増と上方修正――AI素材・銅価・譲渡益を三層に分けて読む
JX金属の2027年3月期1Qは営業利益814億円。半導体・情報通信材料の増販に加え、銅価、円安、資産譲渡益が重なる。通期上方修正を持続性の異なる三層に分解する。
任天堂、売上10%減で営業益2.5倍――Switch 2の『勢い』と関税還付を混ぜずに読む
任天堂の2027年3月期1Qは売上高5,178億円、営業利益1,425億円。ソフト・デジタル比率の上昇と関税還付が同時に効いた決算を、Switch 2の販売と通期計画から読み解く。
SanDisk、売上90億ドル・粗利率84.6%でも時間外安――『好決算』の次に読む、価格と契約
SanDiskの2026年度4Qは売上高89.65億ドル、非GAAP粗利率84.6%。次四半期の売上予想も103〜108億ドルだが、時間外株価は取得時点で5.4%安だった。価格主導の増収、長期契約、監査前数値を分けて読む。
ローム、営業黒字に戻っても半導体素子は赤字――SiC再建を三つの数字で追う
ロームの2027年3月期1Qは営業利益96億円へ回復。ただし半導体素子は9億円の赤字で、通期計画も据え置いた。SiCの歩留まり問題解消と採算回復を混同しない読み方を整理する。
SpaceXの売上78億ドルを、一つの成長物語にしてはいけない――10-Qが初めて見せた3事業の稼ぎ方
SpaceXの2026年6月期10-QをXBRLで読むと、Connectivityは16.6億ドルの営業黒字、AIは158.3億ドルの設備投資と12.6億ドルの営業赤字、Spaceは5.4億ドルの営業赤字だった。売上78.1億ドルの内側にある三つの事業を、株価ではなく次の開示で確認する指標へ分解する。
太陽誘電、営業利益予想を50%上方修正――BBレシオ1.72を「AI需要の答え」にしない読み方
太陽誘電の2027年3月期1Qは営業利益が前年同期比53.3%増。通期予想を450億円へ引き上げた。AIサーバー向けを含むMLCC需要を、受注・利益率・為替の三つに分けて読む。
Apple・Amazon・Meta・Microsoft――AI投資は誰の利益を削り、誰の利益を増やしたのか
Apple、Amazon、Metaの最新10-QとMicrosoftの最新10-KをSEC EDGARのXBRLで読み比べた。4社のAI投資は同じ『設備投資』ではない。株価の一日変動を答えにせず、次に確かめる数字を整理する。
イビデンの営業利益52%増と上方修正をどう読むか――AI期待を『電子775億円』で止めないために
イビデンの2027年3月期1Qは売上高1,232億円、営業利益269億円。TDnet XBRLで電子・セラミックの実績、上方修正、前受金が押し上げた営業CFを確認し、次に見るべき条件を整理する。
三菱重工の1Q事業利益65%増をどう読むか――強い増益を持続性として読む三つの数字
三菱重工業の2027年3月期1Qは事業利益が65.1%増。TDnetの決算短信XBRLから、セグメント利益、契約負債、棚卸資産を読み、強い増益を継続的な収益力と判断するための確認項目を整理する。
塩野義は利益90%増、エーザイは売上16%増――同じ好決算でも、次に比べる数字は違う
塩野義製薬とエーザイの2027年3月期1QをTDnetの開示データで比較。塩野義は資本配分後の利益と現金、エーザイは売上成長と研究開発投資・運転資本の関係が焦点になる。
キオクシアの営業利益率72%は、まだ通過点か――1Qの急増益より重い『2Qでさらに増える』という予想
キオクシアの2027年3月期1Qは売上収益1兆7,671億円、営業利益1兆2,700億円。AIサーバー向け需要を背景に急増した実績と、さらに増収増益を見込む2Q予想をTDnet XBRLで読み、次に確認すべき価格・債権・利益率を整理する。
みずほの利益45%増をどう読むか――銀行決算で『金利だけ』を見ないための4つの行
みずほFGの2027年3月期1Qは親会社株主帰属利益が4,229億円、前年同期比45.6%増。TDnet XBRLの損益・セグメントと開示前までの株価を切り分け、次に見るべき指標を整理する。
東京エレクトロンは上方修正したのに、なぜ通期を語らないのか――1Qの強さを次の株価判断へつなげる
東京エレクトロンの2027年3月期1Qは売上高33.3%増、営業利益46.1%増。上期予想を上方修正した一方、通期は中間決算時に開示する方針だ。TDnet XBRL本文と開示前までの株価から、投資家が次に確認すべき条件を整理する。
アドバンテストの上方修正は、まだ足りないのか――営業利益1900億円と『期待の価格』を分ける
アドバンテストの2026年度1Qは売上39%増、営業利益53%増で通期予想を大幅上方修正。評価益410.75億円を分離し、AIテスタ需要と株価調整をどう読むかを整理する。
ソシオネクストの赤字は『1四半期ずれ』で終わるのか――仕掛品370億円が次に問うこと
ソシオネクストの2027年3月期1Qは増収ながら営業赤字。自動車向け出荷ずれ、NRE増、仕掛品急増、通期据え置きをXBRLと株価から読み、投資家が次に確認すべき条件を整理する。
米国債利回りが上がると、なぜ株は下がりやすいのか――『金利高=株安』と決めつけない三つの見方
米国債利回りの上昇が話題になると、株安の理由として語られる。債券価格との逆の関係、将来利益の現在価値、借入コストを初心者向けに解説し、2026年7月の原油高・金利上昇局面で確認すべきポイントを整理する。
「お〜いお茶」は売れたのに、なぜ利益は4分の1に?――伊藤園の149億円減損で自販機の次を読む
伊藤園の2026年4月期有価証券報告書を前年度と比べる。売上高は5.3%増、営業利益は5.6%減にとどまる一方、149億円の減損で最終利益は75.5%減った。自動販売機を「通常の設備投資」と書いた前年から、販売数量の減少と事業再編を明記した今年へ、何が変わったのか。
370兆円は、どの株の売上になるのか――日本成長戦略「17分野」をテーマ株で終わらせない
7月21日に閣議決定された日本成長戦略。17の戦略分野と62のロードマップを、AI・半導体、送電・GX、造船・防衛、通信・サイバー、長期技術に分け、期待がすでに織り込まれた部分と、これから予算・受注を待つ部分を整理する。
AI半導体需要は本物になったのか――ASMLとTSMC、二つの決算が示す『工場まで届いた熱』
ASMLは設備投資の見通しを引き上げ、TSMCは売上高402億ドルと次四半期の強気見通しを示した。AI需要はどこまで実需になったのか。装置、工場、メモリ、サービスの順に分けて読む。
目標株価13万円なのに、なぜ株価は下がるのか――キオクシアで考える証券会社レーティングの読み方
キオクシアの高い目標株価と調整する株価は、証券会社の利益相反を意味するのか。制度が防ぐことと防げないこと、個人投資家が確認したい六つの項目を分けて考える。
米国株が23時間取引になったら何が変わるのか――12月開始目標で、投資家が先に決めること
Nasdaq、NYSE Arca、Cboeが目標とする米国株の23時間・週5日取引。夜間の価格は公式終値とどう違うのか。流動性の未確定性と、日本の個人投資家が確認すべき注文ルールを分解する。
米国の家計は何を買わなくなったのか――Conagraの減損を、食品・小売・外食で読む
米国の加工食品会社Conagraの29.3億ドル減損と数量データから、家計が減らしているもの、代わりに選んでいるかもしれないものを考える。食品、小売、外食、消費者金融の株価反応も分けて確認する。
メモリ株はなぜ急落したのか――Micron・SanDisk・Western Digitalを『期待』と『需給』で分けて読む
AI需要の追い風が残るなかで、米国のメモリ・ストレージ株は再び大きく調整した。何%下がれば底かではなく、DRAM/HBMとNANDの違い、企業の次の開示で反転を見極める。
ASMLの上方修正はAI需要の「物証」か――工場投資からメモリ株へ届くまで
ASMLが2026年売上見通しを430億〜450億ユーロへ引き上げた。AI需要は期待から工場投資へ移ったのか。EUV・DUVの意味、DRAM/HBMとNANDへの波及、将来の供給過剰リスクを分解する。
米国の家計はどこで苦しくなっているのか――Car-Martの継続企業疑義を、車・無担保ローン・質屋で読む
America’s Car-Martの10-Kに記された継続企業の前提への重要な疑義。自動車ローン、無担保ローン、質入れを比べ、質屋・自動車補修・ディスカウント小売のどこに期待余地があるかを検証する。
IBM株25%急落はAIの勝者交代か――7月22日に見極める『延期』と『断絶』
IBMの暫定4〜6月期は市場予想を下回り、株価は25%下落した。顧客のAIインフラ投資への資金移動は一時的な案件ずれなのか。7人の議論から、次の決算説明会で見るべき点を整理する。
AIが読めるなら、XBRLタグは要らないのか――『全部に付ける』を疑う有報の設計
AIは有価証券報告書を文章のまま読める。XBRLは残すべきか、それとも企業の負担に見合わないのか。比較可能性を損なうタグ変更という実証研究も踏まえ、10人の関係者が考える。
Appleの300億ドル契約は『米国回帰』なのか――Broadcomと読む半導体供給網
AppleとBroadcomが結んだ300億ドル超の複数年契約。米国製チップ、雇用、供給網の強靱化は、どこまで実態を伴うのかを検討する。
急騰株は、急落した日に買うのか――キオクシアと太陽誘電を短期・長期で分けて考える
キオクシアと太陽誘電は7月13日に大きく下げた。急落を安値と決めつけず、短期の株価行動と長期の事業価値を分け、個人投資家が確認すべき条件を整理する。
メモリ株はまだ上がるのか――キオクシア、Micron、SanDisk、SK hynixを分ける二つの相場
AI需要でDRAMとNANDの価格上昇は続く一方、株価は急騰後の調整局面にある。HBM・DRAM型とNAND・SSD型を分け、今後3〜12か月の条件を検討した。
サンリオ最高益、海外の地図が動いた――2年分の有報で読むアジア急伸と海外統治
サンリオの2025年・2026年3月期有価証券報告書を比較。海外比率の上昇、アジアの急伸、北米の横ばい、統治と内部監査の新たな記述から、最高益の中身を読む。